昨年一年間、入院していた父が1月11日に他界しました。
5月で91才になる手前でした。入院といってもアルツハイマーだったので
毎日のように父のところに行き、手をつないで歩きながら歌を歌ったり、庭でコーヒーしたり、
今でも父の大きな温かい手の感触がしっかりと蘇ります。
お薬の調合と言うことで2,3ヶ月のはずの入院がなかなか難しく、長引いていましたが、
やっと家の近くのグループホームに移り、熱心で優しいスタッフの方々にホッとした
一週間でした。微熱のため12/30に病院に行き、誤嚥性肺炎の重症です、と言われ
12日目でした。
父が亡くなり、いろんな人から「お父さんっ子だったものねえ」「お父さん大好きだったものねえ」
と言われびっくりしています。
父から人を非難する言葉など聞いたことがなく、いつも「そうかそうか」とニコニコ穏やかな
人でした。自分の親が亡くなって、本当に人は100%死ぬものだと遅まきながら実感しました。
「お父さん、本当に有難う! 又、会おうね!」と別れました。
長く一緒に居過ぎた私は、両親との思い出や共有するシーンが多く、思い出しては涙です。
でも、少しずつ明るい涙になっています。
前向きに、いつもニコニコ暮らしていきたいと思っています。
今年も宜しくお願い致します。
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